胃がん検診
胃がん検診
当院では胃カメラによる京都市の胃がん検診の指定医療機関です。
通常、症状のない患者さんの胃カメラ検査は健康保険の適応にはなりませんので、費用負担が多くなってしまいます。
この検診を利用すると京都市の補助により少ない負担で胃がん検診を受診することができます。
当院では胃カメラによる胃がん検診を行っていますので、受診を希望される方は「京都市の胃がん検診を受けたい」とお電話ください。
対象となる方
50歳以上の京都市民の方/2年に1回
※受診する年の12月31日時点で偶数の年齢の方が対象です。ただし,奇数の年齢の方でも,前年(偶数の年齢の年)に受診していない場合は受診できます。
受診には「胃の病気で治療中でない」などの条件があります。詳しくは京都市ホームページをご確認ください。
受診料金
3000円
検診受診料金の免除制度があります。詳しくは京都市ホームページをご確認ください。
検査中、生検が必要と医師が判断した場合、その場で精密検査として組織を採取する検査(生検)を行うことができます。その費用は検診には含まれませんので保険診療として行います。
なお当院では生検を希望されるかどうかを検査前に確認させていただいておりますのでご安心ください。
胃がん検診の重要性
男性では最も多く、女性では乳がん、大腸がんに次いで多いがんです。
しかし、初期の胃がんは無症状なことが多いのです。
胃がんは検診を定期的に受診することで早期発見が可能な病気です。
また胃がんは早期発見により治ることが見込める病気です。
定期的に検診を受けることをお勧めします。
胃カメラとバリウム検査
京都市の胃がん健診には胃カメラ検査とバリウム(エックス線)検査があります。
2つの検査の違いをお伝えします。
胃カメラ
直接病変を観察するので、早期胃がんを見つけやすいです。またがんがあれば病変を採取して確定診断をつけることができます。
しかし人によっては体内に装置を入れないといけないということに抵抗に感じる、つらいという方もおられるようです。
バリウム
バリウムは胃がん検診として昔から行われている方法です。安価で、時間がかからずに、より多くの人を検査できるというメリットがあります。しかし直接病変を観察するわけではないので、早期胃がんを発見しづらいこともあります。
一長一短があり、一概にどちらがいいと言えるものではありません。ご自身の状況や費用負担を考慮されて選択されるのがよろしいかと思います。