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食道カンジダ症

食道カンジダとは

カンジダ(Candida albicans)というカビ(真菌)が食道に感染して炎症を起こす病気です。

食道の感染症の中でもっとも頻度の高い病気です。

原因

カンジダは口や消化管に存在する常在菌で正常は自分の免疫力によって増殖を抑えています。(通常病原性はありません)

しかしステロイド剤の使用、HIV感染などで免疫が低下している方は増殖を抑えることができず、食道に炎症を起こします。

また抗菌薬を長期に服用していると、細菌叢の変化でカンジダが増殖し、発症することもあります。

症状

時に食べ物を飲み込みづらい、飲み込むときに痛いなどの症状を起こします。症状がないこともあります。

検査

胃カメラで食道粘膜に白い病変(白苔)があることを確認します。

胃カメラで検体を採取し、培養検査をすることで診断されます。

胃カメラ

食道・胃・十二指腸を観察し胃潰瘍、胃癌、逆流性食道炎などの病気を診断する検査です。

当院では吐き気や挿入時のつらさが少ない鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡検査)を行っています。

胃カメラについて詳しく

治療

食道カンジダは自然に治ることもあるので、治療せず経過を観察することが多いです。

食べ物を飲み込みづらいといった症状があれば、真菌に効くお薬で治療を行います。

監修 今井昭人 (日本消化器病学会認定 消化器病専門医)

当院へのアクセス

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所在地

604-0866
京都市中京区両替町通丸太町下る西方寺町161 

交通

地下鉄烏丸線 丸太町駅4番出口より 徒歩3分

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